通潤用水〔上井手、下井手〕 山都町笹原川ほか
サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。通潤橋以南の「通潤用水路線図」は、通潤橋史料館から展示図の提供を受けた。最後の資料は、山都町パンフレットから。
詳しい場所説明は省くが、写真1〜11が上井手、写真12〜17が下井手の現況。本ブログ前記事も参照。
笠原川の通潤用水取入口・円形分水工 https://misakimichi.com/archives/4733
通潤橋の石管水路 https://misakimichi.com/archives/4740
通潤用水〔上井手、下井手〕 つうじゅん〔うわいで、したいで〕
(上益城)山都町 笹原川→上井手 五老ヶ滝川→下井手 用水路 上井手:11.2㎞,下井手:5.87㎞,下井手だけで24ヶ所(最大長373m) 安政2(1855)頃 重要文化的景観・重要な構成要素 通潤用水と白糸台地の棚田景観 上井手:C改修 下井手:保存状態良好(一部改修) 施主:惣庄屋:布田保之助/白糸台地8ヶ村に水を引くために計画された用水/高度の高い上井手で導水・分配した水を、高度の低い下井手で回収するシステム/安政2(1855)に穀物が採れたとの記載がある=用水が実効的に機能した年代 2 A