岩原古墳群/岩原横穴群 山鹿市鹿央町岩原 桜の上
山鹿市商工観光課「山鹿探訪ナビ」による説明は、次のとおり。岩原古墳群は、国道3号から県道55号に入り熊本県立装飾古墳館の方へ行く。岩原横穴群は、県道16号により入口駐車場まで行く。
岩原古墳群/岩原横穴群
所在地 熊本県山鹿市鹿央町岩原 桜の上
アクセス 九州産交米の岳経由玉名行 城が鼻下車 徒歩15分
エリア名 鹿央エリア
ジャンル 【歴史・文化】古墳|史跡|施設|その他歴史・文化 【体験・学び】学び
お問合せ [山鹿市立博物館] 0968−43−1145
詳細
【岩原古墳群】
岩原古墳群は、美しい双子塚古墳を中心に、周りに9基の円墳があります。
木立の中の遊歩道を下りると100基以上もの横穴が並ぶ「岩原横穴群」を見ることができます。
上の写真では、中央の前方後円墳が双子塚古墳で国指定史跡になっています。
全長が107メートル、後円の直径が57メートル、高さ9メートルの県下最大級のものです。
古墳時代中期の築造と推定されています。
その後方に見える円墳にもそれぞれ「塚原古墳」・「寒原古墳」などの名前がついています。
【岩原横穴群】
双子塚古墳のある同じ岩原大地の北側絶壁には、100基以上の横穴があります。
まるで神秘の国へ導いてくれる入り口でもあるかのようにぽっかりと口を開けて並んでいます。
穴の中から先人の声が聞こえてくるようです。
床面の構造は、平坦な平床のものと、三体の遺体を納める「コ」の字型の屍床を造り出した ものがあります。又、小型の横穴墓や造りかけたまま放置されたものも見られます。
このほか、6基については装飾が見られます。風化が進みきれいに見ることはできませんが、連続三角紋や、悪霊の進入を防ぐ目的で掛かれたであろう画が入り口付近に描かれています。