関屋土塁跡 基山町宮浦
基山町HPの「観光・文化」基山山頂(基肄城跡)の中による説明は、次のとおり。県道300号基山町玉虫交差点手前の佐賀銀行角から東へ入る。標柱が基山郵便局前バス停近くの会社敷地に建っていた。関屋土塁跡が正しくはどれか、少しでも残っているかは基山町に未確認だが、付近の現況を写してきた。
同基山町の「とうれぎ土塁」跡は、本ブログ次を参照。 https://misakimichi.com/archives/4484
基山山頂(基肄城跡)
…基山町役場周辺に目を向けると、現在はわずかにしか残っていませんが、「関屋土塁」と「とうれぎ土塁」の場所を確認することができます。
関屋ととうれぎ土塁想定図
(基山町教育委員会 2012 『ふるさと基山の歴史』より転載)
この二つの土塁は、基肄城と関連のある防衛施設であったといわれています。
「関屋土塁」は、城ノ上丘陵と千塔山丘陵の間に、「とうれぎ土塁」は千塔山丘陵と向平原丘陵の間に築かれたと考えられています。
太宰府市と大野城市にある水城の小形という意味で、「小水城」とも呼ばれています。