東彼杵町の風景・史跡 (4)
2014年5月9日(金)、長崎県東彼杵群東彼杵町へ。ダンボールSL巡回展のあと、長崎への帰路訪ねた。
瀬戸郷にある「キリシタン墓碑」と、江の串川の「河川公園やすらぎの里」。東彼杵町などHPによる紹介は、次のとおり。いずれも国道34号バス停近くに入口案内板がある。
瀬戸郷にある「キリシタン墓碑」
大村湾パーキングエリアの近く瀬戸郷にひっそりとふたつの墓碑がたたずんでいます。 高い方は佛式の墓碑、低い方は高さ65cm、幅51cmの自然石の墓石で、上に花十字、下に「元和(げんな)7年卯(う)月の日付、そして「一ノ瀬志ゆ阿ん(じゅあん)」と彫られています。
厳しいキリシタン弾圧の中をくぐり抜け、現在まで残った貴重な墓石です。
河川公園やすらぎの里…豊かな自然とやすらぎの水辺、江の串川
・より美しく、安全な江の串川
大村市の郡岳を源に、東彼杵町を渡り、大村湾へと注ぐ江の串川。長崎県の「ふるさとの川モデル事業」に合わせて、河川公園「やすらぎの里」として生まれ変わりました。江の串川はもともと清らかで豊かな自然が息づく川として知られていましたが、川幅が狭く、川沿いに暮らす人々はこれまで何度も洪水に悩まされてきました。こうしたことから、もっと安全で快適な川になるようにと、「豊かな自然とやすらぎの水辺、江の串川」をテーマに、美しい河川公園となりました。
・花のやすらぎに彩られた公園
また、四季折々の美しい花々に包まれた花の公園でもあります。花菖蒲や水仙などの可憐な花々が季節ごとの艶やかさを競う水生植物園をはじめ、新しい花見の名所を目指した桜広場、梅園などが整備され、江の串川の川辺を美しく彩ります。とくに、小高い丘の上にある梅園から見渡す公園の景観は美しく、陽光にきらめく水面や水生植物園の花々が、訪れる人々に心からのやすらぎをプレゼントしてくれます。
・人にやさしい、ふれあいの川
新しい江の串川の河川公園は、子どもからお年寄りまで、みんなが清らかな水と親しめる“ふれあいの川”。自然の岩や石を敷いた川床や緩やかな傾斜の堤防など、人へのやさしい心配りに満ちています。また上流には、大樽、小樽の二つの滝があり、その雄大で美しい景観にうっとりしながら自然の中で水遊びを楽しめます。清らかな水と緑、心地よい光と音にふれ、親しみながら、自然を愛する心とやすらぎの時を育む公園、それが江の串川の「やすらぎの里」です。