長崎税関のソテツ  長崎市出島町

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長崎税関のソテツ  長崎市出島町

長崎税関庁舎の国道側前庭にあるソテツ。数株あり、すべてか、どれかは不明。
「長崎税関のあゆみ 2003 長崎税関再開50周年記念」長崎税関/編による説明は、次のとおり。

⑦出島周辺の税関関連史跡  本関の蘇鉄    場所:長崎税関

昭和28年12月25日に奄美大島が日本に復帰し、名瀬税関支署が設置されました。同支署には当時監視艇「みちしお」が配備されていました。本関庁舎の庭に植えてある蘇鉄は、昭和34年か35年頃「みちしお」が定期ドックのため長崎へ回航されたときに職員が奄美大島の蘇鉄を本関に持ってきて植えたものです。
なお、庁舎周辺の庭の土は、当時守衛として勤務されていた岩石氏のお兄様が長崎市愛宕町にお住まいになっておられ、その方の家の土を運んだものとのことです。
当時、柔剣道部員がトラックを使用し数日がかりで運んだそうです。