阿波国分寺庭園  徳島県徳島市国府町

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阿波国分寺庭園  徳島県徳島市国府町

国指定文化財等データベースが、現在、臨時メンテナンス中で利用できないため、現地説明板の解説を載せる。

名勝 阿波国分寺庭園

阿波国分寺庭園は、地元で採れる「青石」(緑色の結晶片石)を豊富に用いた力強い石組と枯滝、枯流れ及び中島を有する枯池から構成されています。この庭園に見られる巨石の豪快な使い方などは、全体として桃山時代に特徴ある意匠や様式を良好に示しているもので、学術上の価値も高いことから、文化財保護法に基づいて平成12年(2000)3月30日に国の名勝に指定されました。
また、この度の保存修理に伴う発掘調査の成果から、江戸時代末期(18世紀末〜19世紀初頭頃)の瑠璃殿(正面に見える本堂)の建立に伴って現在の姿になったと考えられますが、この瑠璃殿と一体となった風致景観にもきわめて優れた特色を見ることができます。
平成23年3月  宗教法人國分寺  文化庁・徳島県教育委員会・徳島市教育委員会