長崎南環状線が2月13日に全線開通
長崎自動車道と長崎市の女神大橋をつなぐ県道・長崎南環状線(田上IC〜大浜IC、8.2km)が、全線開通した。田上IC〜新戸町ICを結ぶ3.1km区間が新たに完成し、一般車両は2月13日午後3時から通行できるようになった。
写真は、当日の開通の様子。大塚氏撮影。長崎南環状線の整備状況図は、長崎県県長崎南バイパス建設事務所ホームページから。asahi.com 記事は次のとおり。
長崎南環状線、13日全線開通 周辺の渋滞緩和に期待 … 2011年2月12日
長崎自動車道と長崎市の女神大橋をつなぐ県道・長崎南環状線(田上IC〜大浜IC、8.2キロ)が13日、全線開通する。田上IC〜新戸町ICを結ぶ3.1キロ区間が新たに完成し、一般車両は
13日午後3時から通行できる。長崎自動車道から長崎湾を挟んで反対側にある大浜町までの車の流れが大幅に改善され、周辺道路の渋滞緩和が期待できるという。
長崎南環状線は、長崎湾沿いを走る国道499号の慢性的な渋滞緩和などを目的に1991年に県が計画した。片側1車線の自動車専用道路で、女神大橋を除く区間は通行無料。今回開通する田上IC〜新戸町ICは2005年から県が約115億円をかけて整備を進めていた。
県長崎南バイパス建設事務所によると、これまで長崎IC〜新戸町は県道237号(小ケ倉田上線)経由で約14分かかったが、長崎南環状線の全線開通で約4分に大幅短縮される。新たに開通する区間の交通量は1日約1万1千台が見込まれ、通勤時間帯に交通量が増える国道499号や県道237号の渋滞緩和が期待できるという。