善長谷教会上の「ゆうこう」の木  長崎市大籠町

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

善長谷教会上の「ゆうこう」の木  長崎市大籠町

柚の新種「ゆうこう」については、別項の寄稿、川上正徳氏「長崎学とゆうこう」により紹介している。実は優しい香りと筋の山があるのが特徴。川上氏は「ゆうこう」の木が、大籠・土井首・東樫山・出津・佐賀県馬渡島などキリシタンの地に多く見られ、木の分布を丹念に現地調査している。

そのうち、今のところ一番大きい木は、大籠町善長谷カトリック教会の上にあるとのことで、8月27日写真撮影に行った。ルルド奥の竹林内とその上方の道脇にそれぞれある。
ルルドのは竹に負けず背が高いが、辺りは竹林のため樹勢が衰えている。道脇のは、根元から2本に分かれ、太いのは幹回り1m以上、高さは8mぐらいある。手前の枝に青い実をつけていた。外に教会から左へ行った最奥の民家の下にも数本まとまってあるとのことであった。

「ゆうこう」は珍しい木なので紹介した。近くの「善長谷開拓碑」(別項)の回りにエノキやタブの大木があった。教会のシルエットが美しかった。

(追記 平成20年1月14日)
現地を再訪する。実が黄色い写真。ルルドのは実が3個しかなかった。上の道脇のは手前枝の小木のみ成っていた。最後の3枚は教会左上の奥の方畑地斜面に立つ木。たわわに実っているが、根元を見ると大小3本が寄り添った木であった。