長崎外の古写真考 目録番号:2047 駅前の人力車 ほか

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:2047 駅前の人力車 ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
整理番号46番台の一連の作品を見ている。

目録番号:2047 駅前の人力車
〔画像解説〕
整理番号46-141から46-145までと46-160の合わせて6枚は、一連の写真と思われる。撮影者は未詳。駅名は分からないが、東海道線の一駅である。中央に立つ外国人や客を降ろす人力車夫など駅前の賑いを伝えている。

目録番号:2048 駅構内の蒸気機関車
〔画像解説〕
整理番号46-141と同じ駅の構内であろう。真直ぐ伸びる鉄路と蒸気機関車が、文明開化の象徴として捉えられている。

目録番号:2049 駅構内からの富士山
〔画像解説〕
線路の伸びた先に富士山が見える。プラットホームの柱と屋根だけの建物の中に荷物が積み上げられている。やがて貨物列車に積み込まれるのであろう。懐かしい鉄道構内風景である。

■ 確認結果

まったくの推定。JR東海道線から御殿場線が分かれる静岡県小田原市「国府津駅」ではないだろうか。線路が分かれ、富士山の光景が似てる。後の2作品は、車窓からの富士山風景となっている。
現在の写真は、しあのゆるいブログの東海道線国府津駅からと、小田原市観光HPから駅近く曽我丘陵から見た富士山。