長崎学さるく “江戸期の「みさき道」を歩く Ⅰ” (1) 平成21年10月
平成21年10月11日(日)快晴。長崎学さるく幕末編行事 “江戸期の「みさき道」を歩く Ⅰ”。 参加スタッフとも16人。「みさき道」の前半コース。
午前9時新地湊公園集合。十人町ー二本松ーダイヤランドー土井首大山祗神社(昼食)ー深堀ー女の坂ー大籠ー三和行政センター午後4時50分着。(徒歩約17km)
山野歩きに爽やかな日和。二本松やダイヤランド団地下り、深堀城山に趣きがある街道跡の山道が残っている。奥深い深堀善長谷には女の坂の首なし地蔵がある。本日は途中で「みさき道」道塚5本と、新小が倉で南佐嘉領境界石1本を見た。
長崎医学伝習所生 関覚斎「長崎在学日記」(北海道陸別町資料館所蔵)の紀行をもとに、文久3年(1861)彼ら一行がたどった道を推定し、実際に歩いて体感する。
ダイヤランド入口源ネン茶屋から土井首大山祗神社前鹿尾川渡りへ至る一部文を紹介する。
○子ケ倉ノ入口ニテ少憩ス 右ニ笠山ケ岳アリ此ヨリ加能峠ノ麓ニシテ良ゝ登ル五六町二シテ平地アリ 望遠鏡ヲ用ユルニ最モ佳景ナリ 真下ハ子ケ倉港内ノ小島眼前ニ見ヘ西南ハ西海緲々タリ ○加能ノ下リ口ハ海面ニ張出シ 望ム尤好シ 両岸ノ砲台 或ハ隠レ或ハ顕ル 両岸ハ湾アリ張出アリ ○下リテ一湾ニ出テ岸上ノ危岩ヲ渡リ一ノ間路ヲ行ク
宮さんの参加ブログ記事は、 http://blogs.yahoo.co.jp/khmtg856/21606297.html
のりさんのは、 http://blogs.yahoo.co.jp/type2218/8176013.html#8176013
後半コース、蚊焼ー脇岬観音寺間は18日(日)に実施。開帳の日でみさきの観音像と天井絵が見られる。学さるく参加予約申込はまだできる。