花の木神社のヤマモガシ  諌早市久山町

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花の木神社のヤマモガシ  諌早市久山町

国道34号線の諌早市久山交差点から右折し、田結・飯盛方面へ県道138号線により向かう。
「花の木トンネル」に入る手前に、集落「花の木」の案内標識があり、右手の高台へ上がる。
「花の木ふれあいセンター」まで行くと、建物後ろの山手に鳥居が見えるので、センター先から左の坂道を上がると、「花の木神社」へ着く。

名木の「花の木神社のヤマモガシ」は、参道石段を登りきった左方の林間の斜面地に立つ。
上段の社殿側参道の方に名木銘板はあり、根元がよく見える。社叢には他に数本あるようだ。
「諫早の名木30選」リストによると、幹囲1.60m、樹高18m。
植物図鑑による樹木の解説は次のとおり。

ヤマモガシ   ヤマモガシ科 Helicia cochinchinensis Lour.

常緑高木。枝幹紫褐色、通直に太る。葉は互生し、有柄、長楕円形5〜12cm、革質無毛で平滑、光沢がある。ヤマモモやホルトノキの葉に似ている。8月頃葉腋に長さ10〜15cmの総状花序をつけ、白色有梗花を多数つける。11月頃黒紫色に熟する。
分布は本州中南部、四国、九州、琉球、台湾。