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如竹堀 (じょちくぼり)  屋久島町安房 ( 鹿児島県 )

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如竹堀 (じょちくぼり)  屋久島町安房

サイト「近世以前の土木・産業遺産」鹿児島県リストによるデータは、次のとおり。安房大橋の下流左岸は如竹通りといい、如竹廟や如竹堀が近くにある。
所在図や画像は、NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会などの提供。

如竹堀 じょちくぼり
(熊毛)屋久島町(屋久島) 用水路(一部石積) 長680m,幅80-180㎝,深50-200㎝ 慶安元(1648)頃 町史跡 町教委/現地解説板 一部残存(石積部が史跡指定) 「屋久聖人」とも称される泊如竹(1570-1655)という僧侶が、本仏寺を売却して得た資金を元に開削した用水路 2 C

世界遺産の島 屋久島で集落めぐり〜安房編〜 による説明は、次のとおり。

如竹廟(じょちくびょう)
ここに祭られているのは「屋久島聖人」ともいわれる泊如竹という江戸時代の儒学者で、屋久島の杉の伐採について岳の神様と相談したともいわれる人物である。また薩摩藩の藩主や琉球王に仕えたこともあるなど全国にも知られた学者でもあった。亡くなったとされる旧5月25日には地域の人々によって「如竹踊り」が奉納される。

如竹堀(じょちくぼり)
泊如竹は、豊富な学識を地域に活用している。そのひとつが集落に安定した水を供給した堀である。背後の丘陵地域から豊かな水を集落へと供給するために堀の存在は不可欠であった。素朴なかたちではあるが、一部ではあるが当時をしのばせてくれる状況で現存している。